日本工業経済新聞社(山梨)
2014/07/10
【山梨】山梨市の岩手公民館改修は8月着工
山梨市は、昨年度から着手した公民館の改修について、今年度は2施設で事業を実施する。岩手公民館の改修工事には8月にも取り掛かる予定だ。
市内の公民館については耐震診断を2012年度に行っており、倒壊または崩壊の危険性の目安となるis値0・6未満の結果となった4施設において、順次内部改修を含めた補強工事を推進していく。昨年度は八幡公民館が対象となり、今年度は、岩手で工事を進め、日下部における設計を発注する。
岩手公民館はRC造2階建て、延べ522u規模。耐震度を満たすよう補強を加えるとともに、外内壁や床、天井の改修も実施する。また、設備面などでは公民館側の要望にも応えて改修していく考え。
設計着手の日下部公民館はRC造2階建て、延べ654uの施設。秋口にも発注となる見込みで、現状では来年度に工事を進める計画。15年度は、これとともに日川公民館改修の設計も予定されている。
同市が肉付け編成とした6月補正予算には、地区公民館費用として工事に6533万円、委託に780万円が計上されている。また、診断結果がis値0・6以上であった他公民館についても、順次大規模な改修を手掛けていくとしている。