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建通新聞社四国
2014/07/11

【高知】清水小&複合施設の設計をプロポで

 土佐清水市は、清水小学校の改築に合わせ、公民館と図書館を含んだ複合施設を建設するため、8月中に設計を公募型もしくは指名型のプロポーザル方式で外注、10月には委託先を決定する見通し。設計期間はおおよそ1年を見込んでおり、本体工は2015年度末の着工を予定している。
 新たな校舎施設は4600〜4700平方bの規模を見込んでおり、公民館や図書館、体育館、プールなどの規模や施設の配置などは検討中。工事は既存校舎を部分的に解体し、残る部分で授業を行いながら跡地に新校舎整備するなど、極力仮校舎を整備せずに進める予定。
 現在の校舎は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4733平方b、体育館が鉄骨造平屋一部2階建て延べ725平方b。建設年は校舎が1971年、体育館が77年で老朽化が著しい。また中央公民館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ817平方b)と市民図書館(同2階建て延べ908平方b)も老朽化しているほか、津波被害で浸水する想定であることから、小学校内に複合施設として移転する方針。清水小学校も津波浸水予測で1・5bの浸水が示されていることから、現校舎を解体し基礎を嵩上げした上で新施設を建設する見込み。14年度当初予算に清水小校舎など設計委託費6423万円、中央公民館設計委託費377万円、図書館建設設計委託費756万円を計上している。
 所在地は幸町7ノ1。