日本工業経済新聞社(山梨)
2014/07/09
【山梨】山梨市の小中学校エアコン設置は来月までに設計を委託
山梨市は、義務教育施設へのエアコン設置を推進する方針で、今月から来月中に設計業務の入札を執行する。
同市では、6月補正予算で小学校について1350万円、中学校分には675万円の設計委託費を計上しており、小学校は6校(加納岩、日下部、後屋敷、日川、山梨、八幡)、中学校は3校(山梨南、山梨北、笛川)分の費用を充てた。
中学校については一括して今月にも入札を実施する予定で、工事費用は補正で対応して年度内事業として取り組む考え。
一方、小学校に関しては6校分まとめてか、3校ずつの分割発注とするかを検討しているところで、入札は8月となる見通しだ。この分の工事は2015年度の予定に組まれ、同時に残る5校(岩手、牧丘第一、牧丘第二、牧丘第三、三富)の設計を進める。5校における設置工事は16年度に実施する予定。
原則的にエアコンは全教室に取り付ける計画で、保健室や職員室などで比較的新しい機器についてはそのまま使用する方針。1校当たり、小学校では25台、中学校は35〜40台見当となるもようで、事業費に換算すると1校5000〜7000万円程度が試算されている。