2014年度(第33回)「千葉県建設業労働災害防止大会」が7日、千葉市内の京成ホテルミラマーレで開かれ、関係者350人余が参加した。建設業労働災害防止協会千葉県支部(尾頭博行支部長)と県内10分会が主催、千葉労働局と千葉県が後援。祝辞の席では、山本靖彦・千葉労働局長が「産業安全運動の先駆者」の一人として知られる蒲生俊文氏が、50年前に安全意識高揚のためにしたためた「安全」の書を紹介。会員に対して「この熱い思いをしっかりと受け継いで持ち帰って頂きたい」と呼びかけた。また、特別講演では、労働安全衛生総合研究所主席研究員の高木元也氏を講師に招き『建設現場で繰り返し発生している労働災害とヒューマンエラー対策』をテーマに話を聴いた。1964年に設立した建災防は、今年で大きな節目となる50年を迎えた。