建通新聞社四国
2014/07/04
【高知】安芸市火葬場の設計費を補正で計上
安芸市は、新火葬場を建設するため、6月補正予算に造成測量設計・実施設計委託料1759万円を計上した。現在、建設候補地である伊尾木地区黒瀬谷で地域説明会を実施しており、意見調整後早期の測量・実施設計外注を目指している。
今後のスケジュールは、造成工事を2014年度中にも発注する見通しで、15年度中の建築工事発注を目指す。
地域住民の反対により中止となった西浜での建設計画を流用する場合、火葬場の想定規模は鉄筋コンクリート造平屋もしくは2階建てで延べ800〜1000平方b程度。火葬炉2基を設置する予定で、詳細については設計段階で検討を進める。
西浜の現火葬場は、1972年建設で老朽化が進んでおり建替えの必要がある。当初現火葬場から約300b南の丘陵部を候補地としていたが、人家に近すぎるとの反対を受け計画を中止、再度建設地の選定を実施し、伊尾木地区黒瀬谷の市有地を新たな候補地とした。