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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/06/25

【群馬】(仮称)四ツ角県営住宅の建築工事が近く公告

 県建築住宅課は本年度、渋川市渋川中ノ町に(仮称)四ツ角県営住宅を建築する。2棟構成の住宅となり、建築工事と設備工事が別々に公告される見通し。近く建築工事2件が公告となりそうだ。8月ころの着工、来年7月の完成を目指す。

 同事業は、国道17号渋川西バイパス(上信自動車道)建設に伴い、そのルート上にある既存の入沢県営住宅を全面移転新築するもの。総事業費は約7億円を試算している。
 (仮称)四ツ角県営住宅は、RC造5階建て、延べ床面積1627・75uの棟と、RC造4階建て、延べ床面積1001・84uの2棟で構成する。5階建ての棟は20戸、4階建ての棟は16戸となり、既存の入沢県営住宅の36戸と同戸数を確保する。2棟同時の着工を予定しており、建築工事は棟ごとに2分割により、それぞれ条件付一般競争入札を公告する。入札は県内業者単独での参加となりそうだ。
 設備工事については現段階で詳細を検討している段階で、今後詰めていく。詳細が固まり次第、公告となりそうだ。建築、設備ともに議会案件にはならないため、開札後の8月の着工を予定、工期は約1年間を見込んでいる。このほか、来年度に別途外構工事の発注を予定する。駐車場スペースは12台分程度を確保する。建設地は「イチバ電気」西側で「ほしだ化粧品店」向かい側の1847u。渋川市が進めている四ツ角周辺土地区画整理事業地内の敷地に整備する。
 (仮称)四ツ角県営住宅が完成し、引っ越しの完了後、来年度中に既存の入沢県営住宅の解体工事にも着手する。同住宅は◇RC造3階建て、延べ床面積488・36u◇RC造3階建て、延べ床面積976・72u◇RC造3階建て、延べ床面積732・54u−の3棟で構成されている。
 なお、(仮称)四ツ角県営住宅の建築設計は石井設計(前橋市)が手がけている。