日本工業経済新聞社(茨城)
2014/06/25
【茨城】県立中央病院透析センター増築で友水設計に委託
県立中央病院(笠間市鯉淵)は透析センター増築の実施設計者を蒲F水設計(石岡市若松)に決めた。18日の入札を同者が税抜き236万円で落札。60日でまとめた後、本年度中に増築工事が発注される見通し。
利便性向上を図るため、透析センター1階ピロティ部と地上部の増築を行う。S造2階建て述べ192・5625uのピロティ部と、S造平屋建て延べ66・93uを増築するほか、透析廃液浄化槽(30人槽用)の設置、既設汚水槽通気管の切り回し工事も行う。
透析センターは、入院加療を必要とする患者の維持血液透析療法と、慢性腎不全で治療が必要となる患者の外来維持療法を行うため、2008年12月に病院の外来棟1階へ新設された。
施設規模はS造2階建てで、1階の透析センターが393・46uの20床(従来は11床)、2階の化学療法センターが384・47uの20床(従来は6床)。建設の際、設計を教育施設研究所・須藤隆建築設計事務所JV、建築工事を鰹ャ薬建設(筑西市)が手がけている。