日本工業経済新聞社(群馬)
2014/06/23
【群馬】沼田市がにぎわいの核創造事業を推進
沼田市は本年度、中心市街地で進めている、にぎわいの核整備事業で、用地取得と整備を計画している天狗プラザの整備方針を検討する。当初予算には事業費9295万円を計上しており、沼田市土地開発公社が先行取得した天狗プラザの用地買い戻しがメーンとなっている。
天狗プラザ整備は、中心市街地土地区画整理事業で整備を進めている1街区内の敷地A約2170uへ駐車場やトイレ、直売所などを設置する。
詳細な整備内容や今後のスケジュールは、市と地域住民とが協議しながら決めていく方針。外構工事やトイレなどは、市が整備する計画だが、直売所は民設民営も含めて検討を進めているところ。
にぎわいの核整備事業は、中心市街地土地区画整理事業の1街区と2街区を対象に、ソフトとハードの両面から市内の活性化に取り組んでいく。ハード面では天狗プラザのほか、本年度に移設工事を実施する旧沼田貯蓄銀行と整備が進む生方記念文庫の2施設整備をにぎわいの核施設に位置付けている。