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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/06/23

【群馬】特養など整備事業者6者を選定

 高崎市は、市議会保健福祉常任委員会に本年度の地域密着型特別養護老人ホームと介護老人保健施設整備事業者の選定結果を報告した。特養は4法人が97床、老健は2法人が150床を整備する。選定された各法人は今後、指名競争入札を執行し工事請負業者を決定する。原則として来年4月1日の施設開設を目指して整備を進めていく。

 市は入所の必要性や緊急性の高い在宅待機者の解消のため、特養の整備希望法人を4月25日から5月2日まで、老健の整備希望法人を5月1日から9日までそれぞれ募集。特養には8法人、老健には4法人から応募があった。
 書類審査やヒアリングなどを行った結果、特養は◇(仮称)社会福祉法人洸洋会(江原洋一代表、新設29床)◇社会福祉法人健生会(安藤義孝代表、新設29床)◇(仮称)社会福祉法人ようざん会(高橋昭代表、新設29床)◇社会福祉法人国府会(大澤建一代表、転換10床)−の4法人、老健は◇医療法人社団美心会(黒澤功代表、新設100床)◇医療法人二之沢会(森田豊穂代表、増床50床)−の2法人がそれぞれ選定された。特養と老健を合わせると計247床の施設整備が進むこととなる。
 (仮称)洸洋会は吉井町岩崎2316−1(吉井西中学校区)に施設を建設する。同様に、健生会は日高町433−1(中尾中学校区)、(仮称)ようざん会は八幡町768−1(八幡中学校区)、国府会は塚田町23(群馬中央中学校区)、美心会は中居町3−19−2(大類中学校区)、二之沢会は足門町171−1、161−1(群馬中央中学校区)に設置していく。
 選定された各法人は今後、設置準備に着手し、補助金交付内示を経て指名競争入札により工事請負業者を決定、工事請負契約を締結する。その後、補助金の交付決定を受けて施設整備工事に着手していき、来年2月末の施設整備完了、同年4月1日の施設開設を目指す。