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建通新聞社四国
2014/06/20
【高知】龍馬記念館リニューアル
高知県文化生活部は、坂本龍馬記念館のリニューアルに着手する。既存館の北西側に新館を建設し、既存館も改修する。７月下旬に基本構想をまとめた後、９月補正予算に基本設計委託料を計上する予定。設計者選定に向けては公募型プロポーザルを採用する可能性が高く、10月中にも公告する。
県がまとめた基本構想案によれば、新館は２階建て延べ１９００平方㍍を想定。構造は未定。既存館北西側のバスロータリー部分を中心とした敷地約１２００平方㍍に建設する。整備スケジュールは、２０１５年度の途中まで基本設計を進めた後、実施設計を15年度末までに完了させる。工事は16年度に着手し、坂本龍馬没後１５０年にあたる17年度中のオープンを目指す。
新館には、主に博物館として必要な機能を備える。全国史や土佐史の中に龍馬を位置付けた常設展示室、龍馬や幕末維新史、土佐藩史を理解できる企画展示室など、龍馬に関する資料全般と、龍馬を理解するために必要な同時代の資料を展示する。そのため、資料を適切に保存するための収蔵庫や、資料の搬出入、維持管理に必要な機能を備える。調査研究のための諸室も整備し、龍馬に関する研究の拠点とする。
配置計画については、バスのロータリー機能を確保するため、１階より２階の建築面積を広く取る方針。収集保存、調査研究部門やエントランスロビーを１階に、展示公開部門やホール・研修室を２階に配置する。
既存館の改修は、新館オープン後の17年度に着手し、明治維新１５０年にあたる18年度のオープンを目指す。展示部門では、模型や映像、パネルを使った展示とし、エントランスロビーや展望スペース、カフェなどは来館者がゆったりと時間を過ごせるスペースとして拡充する。救護室や授乳室も新設する。
既存館の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下２階地上２階建て延べ１８４１平方㍍。１９９１年建築。博物館仕様の建物でなく、収蔵庫や展示室のスペース、機能が不足しているほか、設備の老朽化もみられている。全国から多くの龍馬ファンが訪れる場所であり、龍馬に関する専門機関としての取り組み強化や、施設の充実が求められていたため、産学官による「坂本龍馬記念館リニューアル基本構想検討委員会」により検討を進めてきた。所在地は高知市浦戸８３０。
県がまとめた基本構想案によれば、新館は２階建て延べ１９００平方㍍を想定。構造は未定。既存館北西側のバスロータリー部分を中心とした敷地約１２００平方㍍に建設する。整備スケジュールは、２０１５年度の途中まで基本設計を進めた後、実施設計を15年度末までに完了させる。工事は16年度に着手し、坂本龍馬没後１５０年にあたる17年度中のオープンを目指す。
新館には、主に博物館として必要な機能を備える。全国史や土佐史の中に龍馬を位置付けた常設展示室、龍馬や幕末維新史、土佐藩史を理解できる企画展示室など、龍馬に関する資料全般と、龍馬を理解するために必要な同時代の資料を展示する。そのため、資料を適切に保存するための収蔵庫や、資料の搬出入、維持管理に必要な機能を備える。調査研究のための諸室も整備し、龍馬に関する研究の拠点とする。
配置計画については、バスのロータリー機能を確保するため、１階より２階の建築面積を広く取る方針。収集保存、調査研究部門やエントランスロビーを１階に、展示公開部門やホール・研修室を２階に配置する。
既存館の改修は、新館オープン後の17年度に着手し、明治維新１５０年にあたる18年度のオープンを目指す。展示部門では、模型や映像、パネルを使った展示とし、エントランスロビーや展望スペース、カフェなどは来館者がゆったりと時間を過ごせるスペースとして拡充する。救護室や授乳室も新設する。
既存館の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下２階地上２階建て延べ１８４１平方㍍。１９９１年建築。博物館仕様の建物でなく、収蔵庫や展示室のスペース、機能が不足しているほか、設備の老朽化もみられている。全国から多くの龍馬ファンが訪れる場所であり、龍馬に関する専門機関としての取り組み強化や、施設の充実が求められていたため、産学官による「坂本龍馬記念館リニューアル基本構想検討委員会」により検討を進めてきた。所在地は高知市浦戸８３０。
