建通新聞社
2014/06/19
【大阪】勝山など市営住宅建築工事6件公表 大阪市
大阪市契約管財局は、2014年度発注予定工事のうち予定価格6億円以上の議会承認案件として、勝山住宅など工事6件をまとめ、公表した。いずれも市営住宅の建築本体工。物件等級は建築Aランクを想定しており、10月にも制限付一般競争入札で発注する。
うち勝山住宅は、既存住棟6棟を集約し建て替えるもので、現3・4号館の2棟を解体撤去した跡地約2000平方bに新棟(鉄筋コンクリート造14階建て、106戸)を建設する計画。17年2月の完成を目指す。場所は大阪市天王寺区勝山2丁目で四天王寺の東側。実施設計はニュージェック(大阪市北区)が8月末の納期で進めている。
神崎橋住宅は、現ストック活用手法を維持管理から建て替えに切り替えるもので、鉄筋コンクリート造11階建て(131戸)を想定。2棟併設による既存住棟を1棟に集約する。場所は大阪市淀川区加島4ノ19ノ1。
加島東住宅は、既存の1〜4号館(鉄筋コンクリート造5階建て)を段階的に建て替える計画で、今回の工事が初弾案件となる。鉄筋コンクリート造8階建て、126戸の規模を見込んでいる。場所は大阪市淀川区加島1ノ53ノ1。16年8月の完成を予定する。
長吉出戸南第1住宅は、全832戸からなる大型の市営住宅で、段階的に建て替え中。今回は既存住棟の撤去跡地に新たに5号館を1棟建設する。鉄筋コンクリート造14階建て、69戸の規模を想定。場所は大阪市平野区長吉出戸8丁目。
残る2件は、東淡路住宅1、2号館の建設。規模は1号館が鉄筋コンクリート造13階建て、116戸。2号館が同造13階建て、77戸を見込む。場所は淡路駅周辺地区土地区画整理事業区域に近接する、大阪市東淀川区東淡路3丁目。17年2月の完成を目指す。