北海道建設新聞社
2014/06/17
【北海道】ルートインジャパンがJR北見駅前のホテル計画を再開−景気回復受け
ルートインジャパン(本社・東京)は、JR北見駅前のホテル新築について、2015年度中の着工に向け準備を進めている。規模は未定。近く設計に着手する方針だ。
北見市大通西1丁目の旧ラルズプラザ北見店跡地に「ホテルルートイン第2北見駅前」の名称で新築する。敷地は2500m²あり、更地となっている。工期は12カ月を見込む。北見市内2カ所目のホテルとして計画している。
同ホテルの新築をめぐり同社は08年、設計を日建社、施工を広野組に決めた経緯があるが、リーマンショック後の全国的な事業の見直しを受け、工事を中断していた。
同社では「景気が回復し、観光需要が高まってきていることから北見の工事を再開を決めた」(広報室)と話す。同様に中断していた旭川市の「ホテルグランティア旭川駅前」(仮称)の工事も再開を決めた。
施工については「引き続き広野組に依頼するかどうかも含め、これから検討する」と説明。16年2月の完成予定だが、着工時期が固まっていないことから若干ずれ込む可能性もあるとしている。