建通新聞社(岡山)
2014/06/13
【岡山】PFI提案を年度内公募へ 倉敷市 中庄団地など
倉敷市住宅課は、建設後50年以上が経過し老朽化が進んでいる市営中庄団地の一部と中庄大寺団地の建て替えをPFI事業で行うため、2014年度内にも提案を公募するもよう。
PFI事業を前提に導入可能性調査業務を地域経済研究所(大阪市)に委託して進めており、これが9月末に完了することから調査結果を踏まえてPFI事業で建て替える計画。
同団地は1956〜65年に建設した総戸数372戸で、これまでに98年(第1期)と03年(第2期)で217戸を整備している。10年度に策定した倉敷市住生活基本計画では20年度には供給戸数が約300戸不足する試算をしていることから、現在残る木造平屋2棟4戸、コンクリートブロック造平屋17棟92戸、鉄筋コンクリート造3階建て1棟と同4階建て2棟66戸の162戸を対象に建て替えを行い、不足分を解消する予定。
当初予算に建替計画策定委託費600万円と15年度債務負担行為1400万円の総額2000万円を計上している。