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建通新聞社（静岡）
2014/06/13
【静岡】県の13年度総合評価実施状況 逆転率は16・２％占める
静岡県交通基盤部が２０１３年度に実施した総合評価落札方式の入札で、応札金額（価格順位）が２位以下だった入札参加者が施工計画や過去の工事成績などの技術力（技術加算点）で評価値を覆して落札する「逆転落札」が、工事全体の16・２％を占めた。前年度に続き、二桁の逆転率となった。
総合評価落札方式の入札は、全体で工事が６５３件（標準型10件、簡易型Ⅰ61件、簡易型Ⅱ５８２件）、建設関連業務が１１９件（標準型テーマ２項目が１件、標準型テーマ１項目が２件、簡易型Ⅰ83件、簡易型Ⅱ33件）。実施件数は前年度並みとなった中で、12年度実績に比べて工事の標準型が２倍になり、簡易型Ⅱが２・１％、建設関連業務の簡易型Ⅰが簡易型Ⅰと簡易型Ⅱに分かれ合計が４・５％、それぞれ増加した。
工事では、標準型で３件、簡易型Ⅰで８件、簡易型Ⅱで１１５件の計１２６件で、価格順位が２位以下の応札者が逆転落札した。全体の逆転率（最低価格者が低入札調査を辞退したことによる逆転を除く）は16・２％で、前年度の21・４％を５・２ポイント下回る結果となった。過去５年間（12年度21・４％、11年度14・６％、10年度４・９％、09年度７・３％、08年度８・０％）と比較しては逆転率が12年度に次いで高くなった。価格順位と技術加算点順位が共に１位だったケースは１９４件（29・７％）あり、結果的に価格が最優先された（最も安かった）ケースは３３３件（51・０％）だった。
工事規模別では、１億円以上で39件、５０００万円以上１億円未満で１７６件、２５００万円以上５０００万円未満で２１８件、２５００万円未満で２２０件だった。
13年度に完成した工事の成績評定は、全体２７８０件の平均点が79・６点に対して、総合評価対象は80・８点で、１・２ポイント高かった。
一方、建設関連業務では、価格順位が２位以下の応札者が落札したのは25件で、前年度を４件下回り、逆転率は21・０％だった。価格順位、技術加算点順位がともに１位だったケースが72件（60・５％）あった。
また、業務成績は総合評価の平均が79・８点で、全体平均の78・７点を１・１ポイント上回った。
（2014/6/13）
建通新聞社 静岡支社
総合評価落札方式の入札は、全体で工事が６５３件（標準型10件、簡易型Ⅰ61件、簡易型Ⅱ５８２件）、建設関連業務が１１９件（標準型テーマ２項目が１件、標準型テーマ１項目が２件、簡易型Ⅰ83件、簡易型Ⅱ33件）。実施件数は前年度並みとなった中で、12年度実績に比べて工事の標準型が２倍になり、簡易型Ⅱが２・１％、建設関連業務の簡易型Ⅰが簡易型Ⅰと簡易型Ⅱに分かれ合計が４・５％、それぞれ増加した。
工事では、標準型で３件、簡易型Ⅰで８件、簡易型Ⅱで１１５件の計１２６件で、価格順位が２位以下の応札者が逆転落札した。全体の逆転率（最低価格者が低入札調査を辞退したことによる逆転を除く）は16・２％で、前年度の21・４％を５・２ポイント下回る結果となった。過去５年間（12年度21・４％、11年度14・６％、10年度４・９％、09年度７・３％、08年度８・０％）と比較しては逆転率が12年度に次いで高くなった。価格順位と技術加算点順位が共に１位だったケースは１９４件（29・７％）あり、結果的に価格が最優先された（最も安かった）ケースは３３３件（51・０％）だった。
工事規模別では、１億円以上で39件、５０００万円以上１億円未満で１７６件、２５００万円以上５０００万円未満で２１８件、２５００万円未満で２２０件だった。
13年度に完成した工事の成績評定は、全体２７８０件の平均点が79・６点に対して、総合評価対象は80・８点で、１・２ポイント高かった。
一方、建設関連業務では、価格順位が２位以下の応札者が落札したのは25件で、前年度を４件下回り、逆転率は21・０％だった。価格順位、技術加算点順位がともに１位だったケースが72件（60・５％）あった。
また、業務成績は総合評価の平均が79・８点で、全体平均の78・７点を１・１ポイント上回った。
（2014/6/13）
建通新聞社 静岡支社
