海洋再生可能エネルギーの可能性について検討する「海洋再生可能エネルギー導入可能性研究会」の初会合が10日、千葉市内の京葉銀行文化プラザで開催された。研究会では、海洋再生可能エネルギーのうち、千葉県でのポテンシャルが高いとされる洋上風力と波力の2つについて導入の可能性を検討していく。委員は有識者や漁業関係者など8人で構成し、座長には日本大学理工学部教授の木下健氏が就任した。
当日の初会合では、海洋再生可能エネルギーの導入に向けたメリット、デメリットなど総論について話し合いが進められた。今後、実測調査に向けた検討や漁業協調などテーマを設けて意見を求め、事業を進めるに当たっての認識を共有し、来年度以降に実測調査など具体的な調査検討を進めていく。