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建通新聞社(岡山)
2014/06/06

【岡山】予備設計を年度末に 英田〜湯郷温泉IC間約2・4` 岡山美作間道路

岡山県美作県民局美作岡山間道路建設班は、美作岡山間道路の柵原ICから湯郷温泉IC間の事業着手に向け、英田ICから湯郷温泉ICまでの約2400b間の測量を進めている。このうち、2013年度に2級基準点測量が完了、14年度は3級基準点測量(成和測量<美作市>に外注済み)に着手、今後は平面測量と4級基準点測量を進める予定。予備設計は早ければ14年度末から15年度に外注する。また、柵原ICから英田ICまでの約4300b間については、飯岡地内の地元同意が得られれば測量に着手していくという状況。着工時期は現在のところ未定。
 柵原ICから湯郷温泉IC間は、美作岡山道路2期区間として位置付けられ、対象区間は延長約6700b、計画車線数は4車線(暫定2車線施工)。主要構造物は延長約2400bのウネ山トンネル(美作市中河内〜飯岡)と飯岡橋、名杭池橋、城田橋、岩見田橋、位田橋など6橋(延長約700b)。
 5月29日付で出された環境影響評価準備書に対する知事意見では、工事計画の具体化に際して、周辺地域へ及ぼす影響の一層の低減を図るため工事用道路の早急な整備、低公害型建設機械や汚濁処理施設の適切な維持管理に努めること。工事中の環境保全措置等が適正に実施されるよう工事関係者への教育や指導など適切な施工管理と散水やアイドリングストップ等の環境保全対策に徹底して取り組むことなどを求めた。
 また、14年度は勝央ICから勝央JCT間の舗装等道路施設設計を進めるため、6月6日に設計業務を入札する。11月28日までの期限で委託し、供用を開始している勝央IC起点側端部から中心地点までの延長620b間の交通安全施設等の設計、未供用区間の勝央IC中心地点から勝央料金所(仮称)までの延長400b間の舗装と交通安全施設等の設計を行う。工事発注は案内板など交通安全施設等が14年度末から15年度、舗装が15年度となる。同間は15年度中の供用開始を目指している。