建通新聞社(神奈川)
2014/06/03
【神奈川】神奈川県県土整備局 公共工事発生土受入地募集 藤沢市などで募集
神奈川県県土整備局は、藤沢市など7市1町で、県や市町村の工事から発生する土砂の有効利用を希望する者を求める。募集期間は6月30日まで。問い合わせ先は、県建設リサイクル課、藤沢土木事務所道路維持課、厚木土木事務所東部センター河川砂防課。
鎌倉市、藤沢市、茅ケ崎市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町に土地を持つ者が応募できる(隣接する複数の土地所有者が共同で応募することも可能)。
条件は、@埋め立て(盛り土)土量が10万立方b以上になること(目安 1万平方b×高さ10b)A大型ダンプトラック(10d車)で土砂の搬入ができるB法的規制による問題がないこと(都市計画法、森林法、農地法、県土地利用調整条例など)。
県は、工事に伴い発生する土砂の抑制や再利用の促進に努めているが、どうしても処分しなければならない土砂は、あらかじめ土砂の受入地を指定して処理する方法を推進している。
指定できる受入地が不足している地域では、遠方の受入地を指定しなければならず、年々処理が難しくなっている状況。そこで、受入地が不足している地域で埋め立て(盛り土)を予定している土地を募集し、土砂の再利用の推進を図る。
応募された土地については、土地の条件、事業の採算性、土地の形状や所在地の状況などを調査し、適地と判断されれば採用。採用できる土地が多数ある場合は、その中から最適な土地を選定する。
埋め立て(盛り土)事業地は、県が借り受け、事業を行い、完了後返却する。