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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/05/27

【群馬】群測協が本年度総会を開催

 群馬県測量設計業協会(冨永伸樹会長)は26日、前橋市内のアニバーサリー・コート・ラシーネで2014年度定時総会を開催した。総会では、業務領域の拡大や成果品の品質確保を目指して技術の研さんを積むことや官庁との意見交換を進めることなどを盛り込んだ本年度事業計画案を承認した。また、懇親会には国会議員や県議会議員、県幹部、関係団体などから多くの来賓が駆けつけた。
 開会後、冨永会長は「仕事量が増え一安心ではあるが、人材の確保などの課題もある。本年度も国や県と意見交換を実施しつつ、われわれ自身も高度な技術が求められるメンテナンス業務に対応できるよう、技術研修会を開催していきたい」とあいさつした。
 来賓には、県から建設企画課の小此木哲雄課長、前橋土木事務所の依田哲太所長、監理課用地対策室の峰岸勉室長、企業局団地課の今井洋一課長に加え、群馬県建設技術センターの堺浩志理事長も臨席する中、昨年度収支決算や本年度の事業計画案などが承認された。
 続けて行われた懇親会には佐田玄一郎衆議院議員、井野俊郎衆議院議員、中沢丈一県議会議員、橋爪洋介県議会議員、県から古橋勉県土整備部長、倉嶋敬明技監らが出席した。祝辞に立った佐田議員は「景気を良くするには、地方の皆さんが潤うように仕事を発注していかなければならない。われわれも精一杯頑張る」と力を込め、井野議員は「地元経済界の状況をよく把握し、継続的に公共事業を実施するため、政治の場で役割を果たしたい」と活躍を誓った。中沢県議は「皆さまの期待に応え、県政躍進のために取り組んでいく。前橋地域における道路整備の重要性を訴えたい」と意気込み、橋爪県議は「自民党県連の政調会長を仰せつかった。県土の健全な発展に尽くしてまいりたい」と誓った。最後に、古橋部長が「社会資本整備には、皆さまのご協力が不可欠。本日も忌憚のない意見を聞かせていただければ」と期待した。
 その後、倉嶋技監の発声で乾杯を行い、出席者は歓談に花を咲かせつつ、本年度の事業推進に向けて英気を養った。