建通新聞社(神奈川)
2014/05/23
【神奈川】県内建設企業の女性社長は5・26%で産業別最下位 全体は上昇続く
神奈川県内建設企業の女性社長は5・26%−。東京商工リサーチは、2013年「神奈川県女性社長調査」の結果をまとめた。県内全産業の女性社長率は12・4%。全国平均の11・1%に比べ若干高い。人数は1万9283人で東京都、大阪府に次ぐ。毎年度増加しており、14年度は2万人を越える勢いとなっている。ただし、建設企業の女性社長率5・26%は全国建設企業の平均8・7%より3ポイント以上低い。
県内に本社(実質本社含む)を構えている企業に対して調査した。女性社長の人数は1万9283人。女性社長率12・4%は、前年度より0・3ポイントの上昇。比率では東京(13・5%)に次ぐ高さ。
産業別で、最も人数の多いのは「サービス業他」で7618人(女性社長率16・79%)。女性社長率が最も高いのは「不動産業」の21・75%(2976人)。「建設業は」1815人で5・26%。人数は、10産業のうち4番目。女性社長率は最も低い。「農・林・漁・鉱業」(8・47%)なども含め、いわゆる「男社会」が続いていると分析する。
県内女性社長の名前で1位は「和子」。「幸子」「洋子」と続く。上位20人までは「子」が付く名前。