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建通新聞社(岡山)
2014/05/23

【岡山】東山斎場再整備 WTOで7月中旬に公告 岡山市

 岡山市は、築後40年以上が経過し老朽化が著しい東山斎場の再整備を計画しており、WTO政府調達協定案件として7月中旬に入札公告を実施する見通し。
 12月に開札し、2015年1月に落札者を決定する。供用開始は19年度。
 発注方式は、設計・施工一括発注方式(DB方式:デザイン・ビルド=1者が設計と施工を一括して実施する方式)を採用。入札参加者の構成要件は火葬炉を除く施設の設計および工事監理を行う者が1者以上、施工者は建築工事、電気工事、管工事がそれぞれ1者以上、火葬炉の納入・設置を行うものが1者以上で構成した企業体となる。
 新施設は、火葬炉が人体炉12基以上、動物炉1基、脱衣炉(汚物炉)1基。斎場はエントランスホール、告別室4室以上、炉前ホール、共用待合室1室、個別待合室10室以上、収骨室4室以上、売店、軽飲食、キッズコーナー、更衣室を備えた施設となる。また管理事務所や会議室、職員控え室、倉庫なども完備する。 
 既存施設は、鉄筋コンクリート造2階建て1317平方b。火葬炉は人体炉20炉と動物・汚物炉各1炉がある。
 基本計画、施設の基本設計(都市計画決定を受けるための資料作成)と環境影響調査を八千代エンジニヤリング(岡山市)、事業者選定までのアドバイザリー業務をパシフィックコンサルタンツ(岡山市)がそれぞれ担当している。