建通新聞社
2014/05/20
【大阪】西宮原住宅建て替え着手 大阪市都市整備局
大阪市都市整備局は、西宮原住宅の建て替えに着手する。2014年度は新住棟の実施設計を進めるほか、既存施設の解体にも着手したい考え。建築本体工事の発注は15年度以降になる。
計画では、老朽化した既存住棟(1〜3号館)3棟を現地で1棟に集約し建て替える。既存住棟は、いずれも鉄筋コンクリート造5階建てで、配置戸数75戸。昨年度までに居住者の移転を完了させている。
新住棟については今後、実施設計で詳細な規模を固めるが、既存住棟とほぼ同程度の戸数になるもよう。現在、内部で基本設計の修正を急いでいる。新住棟の実施設計は横河建築設計事務所(大阪市中央区)と今後契約し、15年3月末の納期で作成する。
所在地は大阪市淀川区西宮原1ノ7ノ1。敷地面積は3100平方b。集約建て替えに伴う余剰地は発生しない。
同住宅は、1969年に建設。新大阪駅に近く、完成当初は常時、全戸居住の状態だったが、老朽化が進み、空き戸数が目立っていた。