建通新聞社四国
2014/05/20
【愛媛】砥部団地第4期棟の設計を6月に外注
愛媛県は、県営住宅砥部団地(砥部町)の第4期棟新築に伴う設計を6月に外注する。
委託費は2013年度2月補正に5340万円を計上。設計を年内に完了させ15年1月の工事発注に向け、14年度当初予算に4億1590万円を計上するとともに、7億6780万円の債務負担行為の県議会承認を得ている。第4期棟は建て替えを進めている事業の最終棟。
第4期棟の規模は、鉄筋コンクリート造10階建て延べ5542平方b、戸数は80戸。エレベーター1基。部屋構成は1LDK、2DK、3LDKなど。14年度末に建築・電気設備・衛生設備の3分離で発注される。
砥部団地の建て替え事業は、老朽化が進むコンクリートブロック造2階建ての全棟、計266戸を10階建ての高層棟4棟に順次建て替えているもので、1期棟(80戸)は10年5月に完成、2期棟(60戸)は12月5月完成、3期棟(48戸)は13年末に完成した。
最終棟となる4期棟を14・15年度で建設し、16年度に残っている2階建て棟の解体や団地内道路、公園などを整備し事業完了する。団地内配置は、1期棟(延べ床面積5400平方b)が敷地内北西角。2期棟(同4450平方b)が敷地内北東角。3期棟(同3300平方b)は2期棟西側に建設。2期棟と3期棟は廊下で連結。4期棟(同5400平方b)は1期棟東側に建設し、1期棟と廊下で連結する。
団地内道路は東西に走る中央道路が延長374b、幅員8b(片側歩道付き)、南側道路が延長29b、幅員6b。団地内公園が約1115平方b(遊具・ベンチ・植栽・柵など)。場所は砥部町高尾田。
建て替えにより砥部団地は、高層棟(10階建て)4棟と鉄筋コンクリート造4階建ての中層棟8棟で構成される。