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建通新聞社(神奈川)
2014/05/16

【神奈川】新川崎・創造のもり第3期第2段階事業 延べ床面積は2万平方b

川崎市は「新川崎・創造のもり第3期第2段階事業 産学交流・研究開発施設整備基本計画」を策定し、13日に公表した。それによると、第3期第2段階事業では、先端産業の集積を促進して効果的・効率的に連携する研究開発拠点を整備し、研究開発のオープン化を目指す。
 約9200平方bの敷地に延べ床面積2万平方bの施設を鉄骨造または鉄筋コンクリート造で建設する。
 事業手法としては、@定期借地権事業APFIB従来手法による整備と指定管理者制度による維持管理・運営―の三つを挙げている。定期借地権事業またはPFI方式で事業を行う場合、2014年度から事業者選定手続きに着手し、15年度半ばまでに決定。設計・建設は15年度から17年度初めごろまでを想定している。
 施設に導入する機能は、@研究開発機能A産学連携・交流機能B研究活動を支えるアメニティ機能―で、具体的な内容は▽企業・大学などの研究開発スペース▽中小企業やベンチャー企業が研究開発を行うインキュベーションスペース▽多目的会議室▽交流スペース▽飲食スペース▽物販スペース―など。民間企業などのヒアリング調査を踏まえて、各機能ごとにスペース規模を算出したところ、研究開発機能は約1万3500平方b、産学連携・交流機能は約750平方b(ホワイエ含む)、研究活動を支えるアメニティー機能が約350平方bとしている。このほかにエントランスや廊下、階段など共用部約5400平方bを含むと全体の延べ面積は約2万平方b。緑地面積は約2300平方bを確保する。