県県土整備部道路環境課は、本年度で道路施設長寿命化計画策定事業に着手する。県の管理する道路でのトンネルや横断歩道橋の各施設について、トータルコストの縮減や対策予算の平準化を目標に新たに長寿命化計画を策定し、併せて10年度にまとめた橋梁長寿命化修繕計画の見直しを実施する。県の当初予算に事業費として9000万円を措置した。
県の管理する県道及び国道等の施設は、トンネルが143か所、横断歩道橋は106か所ある。これらの施設について、従来の施設が壊れてから直す事後的修繕から、事前に施設を点検し、老朽化の度合いによって優先順位付けを行い、予防的な修繕を実施する。