千葉県補償コンサルタント協議会(横打研会長、会員70社)の2014年度(第25回)通常総会が13日、千葉市内のオークラ千葉ホテルで開かれた。冒頭のあいさつで横打会長は、本年度に是非とも実現したい事項として「県との災害協定」を掲げ、具体的な協定文の調整や災害時の支援体制の提示などを経て早期の締結を目指す決意を示した。また、昨年度から県が試行的に開始した「補償説明業務」の一部の補償コンサルタント業界への委託については、継続的な委託と内容のさらなる検討を要望する。会員に対しては、業務の受託に際して必要となる資格の取得を呼びかけ、「底辺を広げることで県の期待に応えたい」と言明。さらに、これらの業務は「近い将来、用地専門職員が不足する市町村にも需要がある」との見通しを示した。任期満了に伴う役員改選では横打会長が留任。