建通新聞社(神奈川)
2014/05/14
【神奈川】横浜市 北西線シールドトンネル1本を首都高に456・5億円で委託
横浜市は高速横浜環状北西線で建設する2本のシールドトンネルのうち、「港北行き」トンネルの建設工事を首都高速道路会社に456億5160万円で委託した。履行期限は2019年3月。14年第2回市会定例会に契約の締結市第24号議案として提出した。市会の承認を得た後、首都高速道路会社が工事を発注する。発注時期は現段階で未定。
北西線のトンネル区間は約4・1`で、このうち約3・9`区間を外径12〜13bの大断面シールドで築造する。
「港北行き」を首都高が、もう1本の「青葉行き」シールドトンネル工事を横浜市が発注する。市は首都高と同時に施工することで首都高のシールド技術を修得するとともに、完成後の維持管理ノウハウを蓄積する。
横浜市の工事発注時期も未定。横浜青葉側から港北側に向け、シールドマシンが2台並んで掘進する。