建通新聞社四国
2014/05/13
【徳島】上板町給食センターの設計を教育施設研究所に委託
新学校給食センターの早期整備を目指している上板町は、7日付で基本・実施設計業務を教育施設研究所大阪事務所(大阪市北区)に委託した。11月末の業務完了を見込んでおり、順調なら年度内の工事発注が見込まれている。
計画規模は平屋1000平方b程度。1300食供給できる能力の施設を見込む。構造については今後確定させる。
建設地は高瀬地内の町有地約2800平方b。建築主体工事の前に計画地の造成に着手するため、工事費2000万円を当初予算で確保している。
事業は、現在の板野郡西部学校給食組合が、阿波市・板野町の脱退を受け、14年度末に解散することに伴い、町としても新給食センターを早期に整備することにしたもの。町は、13年9月にセンターの在り方で新築案と改修案の比較資料を町議会特別委員会に提示していたが、新築の場合は事業費4億3000万円。施設設計、建設、職員の研修などに最低2年を要することなどを示している。