東総地区広域市町村圏事務組合(管理者・明智忠直旭市長)は広域最終処分場の建設場所について、5か所の候補地から森戸町地先に絞り込んだことを明らかにするとともに、最終処分場候補地選定委員会(委員長・立本英機千葉大学名誉教授)の最終処分場候補地選定報告書の内容を公表し、選定経過を併せて明らかにした。今月中に地元説明会を開催する予定で、地元の理解が得られれば、基本協定を締結する。
用地は民有地で、現況は山林・雑種地など。面積は約3万3000uで、埋立容量は11・1万立方m、埋立期間は約20年を見込む。処分場は、ごみ焼却施設との同時稼働(21年度)を目指しており、今後、ごみ焼却施設と併せて建設に向けた準備が進められる見通し。