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　国土交通省関東地方整備局が山梨県に通知した２０１４年度直轄道路改築事業計画によると、14年度に新規事業化した国道20号新笹子トンネル改修（大月市〜甲州市。３・３�q）では調査設計費に５０００万円を計上。全体事業費は１５０億円とした。そのほか国道20号大月バイパス（大月市）では桂川橋（Ｌ１２４ｍ）の上下部工や花咲地区改良工などに７億１２００万円、国道52号上石田改良（甲府市）では荒川橋（Ｌ97ｍ）の改良工などに５億４３００万円。
　路線ごとの計画は次のとおり。
　【国道20号新山梨環状道路（北部区間）】
　甲斐市の５�q区間が直轄施工で、全体事業費は３５３億円。14年度は道路設計や環境調査に２億円。14年３月末時点で用地進捗率は０％、事業進捗率は約４％。
　【国道20号大月バイパス】
　同バイパスのうち２工区（Ｌ１・５�q）の整備を推進しており、14年度は桂川橋（Ｌ１２４ｍ）の下部工・上部工、ＪＲ横断函渠工、花咲地区改良工、道路設計、埋蔵文化財調査、花咲地区用地買収を推進する。14年度事業費は７億１２００万円で、内訳は工事費６億３１５０万円、測量設計費２３７０万円、用地および補償費５５００万円など。14年３月末時点で用地進捗率は約96％、事業進捗率は約82％。
　【国道52号上石田改良】
　全体計画１�qのうち０・７５�qは14年４月21日に開通した。残る０・２５�qについて14年度は、道路設計、富竹地区用地買収、荒川橋（Ｌ97ｍ）の改良工を推進する。14年度事業費は５億４３００万円で、内訳は工事費５億１２００万円、測量設計費１３７０万円、用地および補償費１５９０万円など。14年３月末時点で用地進捗率は約67％、事業進捗率は約83％。
　【国道１３８号新屋拡幅】
　14年度は道路設計、用地調査を推進する。事業費は７０００万円。14年３月末時点で用地進捗率は０％、事業進捗率は約２％。全体延長は２・６�q（富士吉田市）。
　【国道１３９号都留バイパス】
　14年度は道路設計、上谷地区改良工を推進する。事業費は１億５０００万円で、内訳は工事費１億４０００万円、測量設計費９７０万円など。14年３月末時点で用地進捗率は約74％、事業進捗率は約76％。全体延長は２・４�q（都留市）。
　【国道20号新笹子トンネル改修】
　14年度に事業化した。事業規模は大月市から甲州市までの３・３�q（２車線）。全体事業費は１５０億円。14年度は調査設計費に５０００万円。甲府河川国道事務所では、新笹子トンネル他地質調査業務および測量業務の簡易公募型指名競争を公告しており、６月13日に開札の予定。