松戸市は28日に開かれた市議会の市立病院建設検討特別委員会で、千駄堀新病院建設事業に伴う「設計・施工一括発注公募型プロポーザルの再公募」について説明した。この中で参加資格要件について、経審の建築一式工事の総合評定値Pを前回の1700点以上から1500点以上に引き下げるほか、施工実績についても要件を緩和する方向で検討していることを明らかにした。こうした要件緩和により、参加可能社数は前回の14社から5社増え、19社になるとしている。また、契約締結までの流れについて、プロポーザル審査委員会の設置から優先交渉権者の決定まで5か月を見込み、来月にも審査委員会を設置する考え。
再公募にあたって市は、発注方法は前回と同じ設計・施工一括発注公募型プロポーザルとするものの、提案に際して上限価格は設けず、提案内容に基づき、後日、予算措置を講じるとの説明を、これまでに議会に対して行っている。