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建通新聞社(神奈川)
2014/04/28

【神奈川】横浜体育協会 神奈川スケートリンク再整備、三井住友・岡山JVで

 横浜市体育協会(横浜市中区尾上町6ノ81)は、神奈川スケートリンク再整備の事業者選定で総合評価落札方式による一般競争入札を行い、三井住友建設横浜支店(横浜市神奈川区)と岡山建設(横浜市西区)の共同企業体を選定した。4月28日発表した。事業費は18億円(税抜き)。入札への参加は1者のみだった。
 三井住友・岡山JVは今後新施設の設計に着手し、2015年12月までに国際規格の新しいスケートリンクを現在地で再整備する。
 提案による施設の規模は鉄骨造3階建て延べ6862平方b。耐震構造で基礎は杭基礎。1階がエントランスと駐車場(ピロティ)、諸室。2階に60b×30bの国際規格のメーンリンク1面と、23b×7bのサブリンク、キッズルームなど諸室を整備する。観客席は2〜3階に359席。防災備蓄庫の設置や店舗誘致などを盛り込み、地域に付加価値のある計画となっている。
 駐車場はピロティに普通乗用車58台分を確保するほか、敷地内で大型バス4台を収容。駐輪場は45台分整備する。
 建設地は神奈川区広台太田町1ノ1の敷地4561平方bで、このうち市有地4011平方b部分は、横浜市が無償貸与する。建築面積は3407平方b。
 工事期間中は、旧横浜総合高校(中区翁町2ノ9ノ10)の体育館を横浜市が貸与する。
 建設に向けた検討調査業務をパシフィックコンサルタンツ(横浜市西区)、アドバイザリー業務を▽建設技術研究所▽竹澤建築設計工房▽中山克己建築設計事務所▽佐藤設備設計―が担当した。