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建通新聞社（岡山）
2014/04/28
【岡山】百間川分流部改築 建設技術研究所で詳細検討 岡山河川事務所
国土交通省岡山河川事務所は、岡山市中島の旭川左岸にある百間川分流部改築に向けて、詳細検討業務を21日付で建設技術研究所（岡山市）に委託した。期限は２０１５年１月30日。
分流部の改築に向け保全方策検討委員会で「一の荒手」などを中心に保全の方向性や保全方法案などを検討しており、今回の業務は歴史的遺構への配慮について、具体的な保全・補強方法を検討、詳細な施工計画や施工図などの資料作成を行うもの。
旭川の計画高水流量は毎秒６０００㌧。同水系の河川整備計画は分流部で本川同４０００㌧、百間川同２０００㌧の設定だが、分流部にある「一の荒手」が想定水準に見合った形状となっていないことから、分流機能が適正に働くように14年度から呑み口の切り下げなど越流部の改築を予定している。
越流部は高さが上流側で約８・２㍍、下流側で約７・２㍍あることから越流水量を増すために、巻石構造部分を補強保全しながら、高さ６・１㍍程度まで幅20㍍前後ある堰体堤の切り下げを想定。併せて下流側に伸びる背割堤の嵩上げや下流側の二の荒手の保存・補強を計画している。
分流部の改築に向け保全方策検討委員会で「一の荒手」などを中心に保全の方向性や保全方法案などを検討しており、今回の業務は歴史的遺構への配慮について、具体的な保全・補強方法を検討、詳細な施工計画や施工図などの資料作成を行うもの。
旭川の計画高水流量は毎秒６０００㌧。同水系の河川整備計画は分流部で本川同４０００㌧、百間川同２０００㌧の設定だが、分流部にある「一の荒手」が想定水準に見合った形状となっていないことから、分流機能が適正に働くように14年度から呑み口の切り下げなど越流部の改築を予定している。
越流部は高さが上流側で約８・２㍍、下流側で約７・２㍍あることから越流水量を増すために、巻石構造部分を補強保全しながら、高さ６・１㍍程度まで幅20㍍前後ある堰体堤の切り下げを想定。併せて下流側に伸びる背割堤の嵩上げや下流側の二の荒手の保存・補強を計画している。
