建通新聞社四国
2014/04/25
【高知】高知南国道路の橋梁下部工7件を8月までに公告
国土交通省土佐国道事務所は、整備を進めている高知南国道路のうち、高知JCTから高知中央IC(仮称)までの橋梁下部工7件を7〜8月までに順次公告する。
7件の案件のうち、薊野第2高架橋外1橋下部工と一宮第2高架橋下部第2工では、1億円以上2億円未満の発注規模で、鉄筋コンクリート橋脚を2基設置する。一宮第1高架橋下部工、一宮第2高架橋下部第1工、布師田第1高架橋下部第1工、布師田第1高架橋下部第2工、布師田第2高架橋下部工の6件は、2億円以上3億円未満の発注規模となり、鉄筋コンクリート橋脚を3基設置する。薊野第2高架橋外1橋と一宮第1高架橋は6月6日開札で公告済み。高さは、場所により多少異なるが、同区間で先行施工中の13〜14b程度とみられる。
高知自動車道の高知ICに接続する高知JCTと高知市高須砂地の県道高知南国線(大津バイパス)に接続する高知中央IC間は延長2・8`で、県道高知北環状線の上部を走る連続高架区間となる。このうち、起点部から高知市布師田の下の瀬大橋北詰までの区間で橋梁下部工を進めており、今回でこの区間の多くが発注済みとなる。
今後の整備計画や開通時期などについては未定だが、橋梁上部工のほか、国分川に架かる橋梁やさらに南側区間の高架橋、高知中央ICのランプ橋などの工事が予定されている。将来的にはさらに南伸して五台山の下をトンネルで通過し、2014年度内に供用開始する高知南IC(仮称)に接続する。
高知南国道路の概要は、全幅22b、設計速度80`、構造規格第1種第3級の自動車専用道路。