独立行政法人水資源機構は、本年度から房総導水路緊急改築事業に着手するため、国に事業認可を申請する。秋ごろに出される事業認可を待って、本年度から測量、設計などに入る。本年度は大規模地震対策工事として4億9600万円の事業費を予算計上している。
同事業は、房総導水路施設が設置から35年以上を経過し老朽化していることから、老朽化対策と大規模地震対策を実施するもので、事業期間は14〜20年度の7か年。総事業費は167億円を投入する計画。内容は、ポンプ及び受変電設備の改築やトンネルの改築、耐震補強などを予定。