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　県県土整備部は、２０１４年度の重点項目「チャレンジミッション14」として「骨格道路網の整備促進」を挙げた。重点施策としては、国事業で�@中部横断自動車道長坂以北の環境影響評価手続きの開始�A新山梨環状道路の北部区間の事業化決定�B（仮）甲府中央スマートインターチェンジの事業化決定―を働きかける。県事業では、新山梨環状道路東部区間の着工を達成目標に掲げた。
　チャレンジミッションは、「暮らしやすさ日本一の県づくり」のため、部局長などが知事に具体的な取り組み目標などを知事に示すもの。県土整備部では、第一に「骨格道路網の整備促進」を掲げた。
　具体的には、高速道路では、工事などが進む中部横断自動車道の増穂以南区間について17年度までの全線供用を目指し、工事用道路の整備や用地取得などの受託事業を積極的に進めるとともに、事業主体である国や中日本高速道路に整備推進を働きかける。同自動車道の長坂以北区間については、整備区間への早期格上げに向けた要望活動および事業協力を推進する。同区間については、14年度に達成すべき目標として環境影響評価手続きの開始を挙げた。国土交通省では同区間について計画段階評価を進めるための調査として14年度に概略ルート・構造の検討などを行うとしている。
　高速道路ではそのほか、中央自動車道の上野原ＩＣ以東の改築事業の早期着手に向けた要望活動を実施する。14年度目標では小仏トンネル付近の渋滞解消に向けた対応方針の決定を挙げた。また、リニア中央新幹線の山梨県駅整備に関連する（仮）甲府中央ＳＩＣ（スマートインターチェンジ）の事業化決定も目標にした。
　一方、地域高規格道路では、新山梨環状道路や県際道路などの整備に積極的に取り組む。
　新山梨環状道路では、国事業である北部区間の事業化決定を目標に掲げ、働きかけを行う。県事業の同環状道路東部区間については、１期区間（甲府市西下条〜甲府市落合町。Ｌ１・６�q）で13年度に詳細設計や用地取得、地区説明会などを実施しており、14年度の着工を目指す。１期区間の14年度事業費は３億６０００万円。�U期区間（甲府市落合町〜笛吹市石和町広瀬。Ｌ５・５�q）については14年度の国補事業採択の内示を受けて事業化し、測量、設計などを進める。14年度事業費は１億円。
　西関東連絡道路（甲府山梨道路）については、16年度末の全線供用を目指し、山梨市万力〜八幡バイパス間（Ｌ２・３�q）で14年度末の部分供用に向けて工事を推進する。