日本工業経済新聞社(埼玉)
2014/04/07
【埼玉】杉戸町が14年度の入札制度改善を実施
杉戸町は、2014年度入札契約制度の改善内容を示した。1者入札の場合でも入札を有効とするほか、総合評価方式の試行継続実施などを掲げている。
1者入札の対応は要綱で定めているが、東日本大震災からの復興やオリンピック開催による材料費および人件費高騰、消費税増税により建設工事の入札で開札できないことも予想される。そこで要綱の一部を改正し、例えば一抜け方式を適用した入札時に落札済みのため無効とした入札でも、1者の場合は開札ができるようにした。対象案件は公告文などで示す。
総合評価方式は、原則として設計価格1000万円以上の案件から2件程度を選定し、一般競争により電子入札で実施する。評価方式は簡易型。
業務委託に関しては、一般競争および電子入札導入などについて検討する予定。