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建通新聞社
2014/04/04

【大阪】府大中百舌鳥キャンパス CMで学舎改修へ

大阪府立大学は、中百舌鳥キャンパス学舎2棟のCM方式を活用した耐震改修・大規模改修に向け、公募型プロポーザルにより事業者募集を開始した。担当者は「資金調達と事業スキームについて幅広く提案を求めたい」としており、事業者自らが設計、施工を行うスキームも可能としている。応募書類を5月9日まで受け付け、5月下旬に2次審査を行い、事業者を選定する。事業費に12億6410万1000円(税込み)を見込む。
 対象施設は現在、工学部が利用しているA6棟、11棟の学舎2棟。ともに鉄筋コンクリート造3階建てで、延べ床面積はA6棟が3357平方b、A11棟が3513平方bとなっている。場所は堺市中区学園町1ノ1。
 耐震改修と内外装の改修を一括。2015年3月までに調査・設計と施工者の決定を終え、同年4月に着工、12月に完成させるスケジュールを組んでいる。
 事業者が事業推進と資金調達を担当。事業費用は16年度から10年間の割賦で支払われる。
 同大学では、計画的に学舎整備を進めるためのキャンパスプランに基づき、主要学舎13棟の改修を順次実施中で、これまでに6棟の改修を完了。残る7棟について今後2〜3年で改修を終える。また、主要学舎の改修が完了次第、引き続き、小規模学舎の改修に着手していく方針だ。