浦安市は、核家族化など社会情勢の変化や墓地需要の多様化に対応するため、墓地公園整備基本計画を見直し、1日、その案を公表した。需要予測数1万3500基に対して整備計画数を約2万4000基とし、新たな形態の墓地として樹林墓地を取り入れる。樹林墓地は2か所、合わせて最低約8300基を整備する計画で、第1樹林墓地を本年度で整備するほか、第2樹林墓地は来年度から造成工事に入る予定の第3区内に整備する計画。
浦安市墓地公園は、日の出8丁目の海岸沿いに位置する市内で唯一の公営墓地で、面積は約13・3ha。開園から20年以上が経過し、市民のニーズも多様化。また、核家族化に伴い新たな形態の墓地が求められるようになったため、市は2012年度に基本計画改定のためのコンサルタント業務をセット設計事務所に委託するとともに、13年度は墓地公園運営審議会を設置し計画を見直した。