建通新聞社四国
2014/03/29
【高知】高知市北消防署の基本構想を4月に委託
高知市は、イオン高知ショッピングセンター東側の旧シキボウ跡地に北消防署(仮称)を新設するため、4月上旬に基本構想を外注し、規模や配置などの施設概要をまとめる。基本・実施設計は、9月補正で予算化した後、10月に外注する予定。
北消防署の建設地となる秦南町の旧シキボウ跡地(敷地4万3700平方b)には、高知赤十字病院が移転新築する計画であり、現在は土地を所有している県土地開発公社や病院と協議し、面積や配置を決めているが、5000平方b程度の敷地面積となる見込み。
今後のスケジュールは、基本・実施設計を10月から2015年9月まで進める。また地質調査を10月ごろ外注し、15年2月まで進める。用地については、用地測量を10月に外注した後、11〜12月に用地取得を進める。これらの事業費はすべて9月補正で予算化する。
15年度は、当初予算で造成工事費を計上した後、5月ごろ発注する予定。建築工事費は、12月補正で予算計上し、16年1月早々に一般競争入札するため公告、3月議会の承認案件とする。17年4月の開署を目指す。
北消防署は、老朽化が著しく津波浸水想定区域内にある中消防署と江ノ口出張所を統合し、新たに整備する。14年度当初予算案には、基本構想委託料250万円を計上。