「家畜伝染病発生時における防疫対策業務に関する協定」が本県では初めて、県農林水産部畜産課と(一社)千葉県建設業協会(鈴木雅博会長)らとの間で締結される。近隣諸国では、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ等の急性悪性家畜伝染病の発生が続いており、県内でも2011年に高病原性鳥インフルエンザが発生。それらの急性悪性家畜伝染病発生時の迅速かつ円滑な防疫対応を確保し、畜産業の被害の低減に資することを目的とするもの。同協定の対象となるのは、家畜伝染病予防法第2条で定める家畜伝染病のうち、「口蹄疫」「高病原性鳥インフルエンザ」「低病原性鳥インフルエンザ」及び県が必要と認める家畜伝染病。同協定の締結には橋渡副知事と各団体の代表者が出席し、28日午後2時から、千葉市内のホテルプラザ菜の花で行う予定。
県と協定を締結する団体は、(一社)千葉県建設業協会をはじめ(公社)千葉県獣医師会、千葉県農業共済組合連合会、(一社)千葉県ペストコントロール協会、(一社)千葉県塗装工業会、千葉県動物薬品器材協会、NPO法人コメリ災害対策センターの7団体。