県県土整備部公園緑地課は、公園施設長寿命化計画をまとめ、同計画に基づいた県立公園の施設整備を進めている。同計画の期間は11〜20年度の10か年。県立公園12か所を対象に、総事業費50億9000万円を投入し、公園施設を整備する。計画は5年ごとに見直しを実施し、状況に合わせた整備を進める。
同部が所管する県内の県立都市公園は65年に羽衣公園が開設して以来、11年度末で417・3ha(12公園)が開設している。公園はいずれも昭和時代に整備したものが多く、老朽化し、今後、施設更新・修繕費の増大が懸念されている。このため、長寿命化計画を策定し、同計画に基づき予防保全対策を実施することでライフサイクルコストの低減や事業費の平準化を図ることにした。