日本工業経済新聞社(茨城)
2014/03/18
【茨城】かすみがうら市美並小が新年度にプール整備と校舎増築
かすみがうら市学校教育課は、南中学校区の4小学校統合後に使用する美並小学校の環境整備を行う。新年度から工事に着手する計画で、プール整備工事と校舎増築工事を単年度で実施するほか、2015年度までの2カ年継続で、既存校舎の耐震補強と大規模改造を行う。いずれも新年度早々にも工事を発注し、6月の市議会で承認を受け工事に着手したい考え。新年度予算案には総額7億1691万円を盛り込んだ。
氏では小中学校適正規模化実施計画に基づいた学校統合に伴う施設整備事業を進めており、このうち南中学校区小学校(下大津・美並・牛渡・宍倉)は美並小を使用。校舎の耐震化および増築、老朽化部分の改修や設備更新を行う。
校舎増築および給食室改築、外構環境整備の設計は渠ト連合設計(水戸市)、プール改築の設計は蒲F水設計(石岡市)が本年度に策定。
新年度は、プール(25m×6コース)の改築と校舎の増築(RC造2階建て、延べ約800u)する。増築する校舎には4教室と図書室を配する。
予算案にはプール整備工事に3億398万円、校舎増築工事に2億9897万円を計上した。
また既存校舎(RC造3階建て、延べ2931u、Is値0・64)の耐震補強および大規模改修を行うため、新年度予算案で2カ年継続費2億5145万5000円(14年度=1億58万2000円、15年度=1億5087万3000円)を設定した。
なお耐震の設計は叶ホ川建築設計事務所(土浦市)が策定した。