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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/03/17

【群馬】新体育館の完成予想図示す

 川場村(関清村長)は、新年度の当初予算を公表した。普通建設事業費は7億4386万円と前年度比13・5%減となった。主要事業では、木材コンビナート整備事業として生品地区へ木質バイオマス発電施設などを設置するため2億2775万7000円を計上。約1万uで造成工事に着手する。村道谷地生品線改良事業には1億5113万6000円を配分し、第3期工区着工に向けた概略設計などを進める。

 木材コンビナート整備事業には設計調査委託費2511万4000円、建設用地造成工事費9187万4000円などを配分。同事業は生品地区へ製材工場や木質バイオマス発電施設を設置するもので、新年度から工事に着手し、2016年度からの稼働を目標としている。新年度は約1万uの造成工事を予定しており、発注は秋以降となりそう。
 村道谷地生品線の道路改良事業では、改良工事1億1700万円と設計積算業務委託2913万6000円を計上している。新年度は、現在工事を進めている第2期工区で事業完了に向けたL約220mの道路改良工事を実施するほか、第2期工区からさらに北へ延伸する第3工区L約900m区間で調査業務と概略設計業務を委託する。
 県道と県道とを結ぶ村道生品原田線でもW5mからW7mへと拡幅するための概略設計費270万円を盛り込んだ。
 フォレストアドベンチャー整備事業5200万円、同駐車場整備事業1396万円では森林や地形を利用したアドベンチャー施設の整備に向けた事業を進め、防災無線システム整備基本設計事業453万6000円では、同報系無線などのデジタル移行に伴う基本設計を委託する。さらに、小規模土地改良事業3380万円では3路線で舗装工事を行い、1路線で道路改良と舗装を実施する。このほか、田園プラザ整備事業に2002万2000円、ホテルSL周辺整備事業に2001万5000円、営農飲雑用水事業に1904万1000円などを計上した。
 一般会計総額は28億7789万円で、前年度比8・2%減となった。