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　都留市は、建設産業への入職を促進し、土木現場で必要な技術を持つ人材を育成するため、このほど「建設技術習得事業委託」の公募型プロポーザルを公告した。参加対象は市内に本店がある土木業者。提出された提案書について実現性や新規雇用などを評価して委託先を決める。参考価格は上限１３５４万円（税込み）。
　この事業は、県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用。就職していない卒業者や離職を余儀なくされた非正規労働者などを対象に、就業するために必要な知識や技術を習得させるもので、土木の現場で必要となる技術や現場管理、安全対策を講じることができる人材を育成する。そのため委託業者は新たに３人の失業者を雇用し、事業を実施する。
　プロポの参加意向申出書は３月17日まで、提案書は３月24日まで受け付ける。提案書は建設技術習得計画や新規労働者の確保などを評価し、ヒアリングを行って委託業者を選定する。事業の実施期間は２０１５年３月31日までの約１年間。事業の参考価格は１３５４万円（税込み）を上限とする。
　問い合わせは、総務部財務経営課契約担当まで（０５５４−43−１１１１内線２２４）。詳細は市ホームページに掲載している。
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　同様の人材育成に関するプロポは、そのほかにも３事業で手続きを行っている。詳細は次のとおり。
　◆環境ビジネス推進事業委託＝環境問題やエネルギー問題に対応する手段を身に着けニーズの中から環境に関する新たなビジネスを創出できる人材の育成。参考価格は１３１８万９０００円（税込み）を上限。主な参加条件は都留市内に主たる営業所または支部の所在地があるもの。
　◆里地里山利活用推進事業委託＝生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源のかん養、保健休養、木質バイオマスなどの物質生産機能など、様々な機能を有する里地里山を利活用できる担い手を育成し産業の振興を図ることのできる人材の育成。参考価格は２２２０万２０００円（同）を上限。主な参加条件は、主たる営業所の所在地が都留市内で立木伐採や間伐などの「里山林整備」及び「里山資源加工」に関する実績がある者。
　◆魅力ある農業担い手育成事業＝荒廃農地を活用した体験農業や農産物の高付加価値化などのスキルを持つと同時に、知識や技術を市内の農業の担い手に広めることができ、魅力ある農業を育成できる人材の育成。参考価格は１８３３万８０００円（同）を上限。主な参加条件は、主たる営業所の所在地は都留市内にある農業生産法人。