特別支援学校の児童生徒の増加に伴う過密化・教室不足に対応するため、高校の空き教室などを活用した学校の新設に取り組む県教育庁は新年度、新設に向けた施設改修工事を4校で実施するとともに、新たに1校で基本設計を実施する。事業費は、2月補正予算で2校の改修工事費24億9800万円、新年度予算で23億9416万円、総額では48億9216万円を措置した。
新たに新設を予定している特別支援学校は、大網白里特別支援学校、松戸矢切特別支援学校、船橋旭特別支援学校、飯高特別支援学校、習志野特別支援学校、栄特別支援学校(いずれも仮称)。このうち新年度は大網白里、松戸矢切、飯高、習志野、栄の4校について既存校舎の改修工事を実施する。工事の発注はいずれも一般競争入札で、5月の公告を予定している。