建通新聞社四国
2014/03/11
【高知】東石立町市営住宅建替で上期に基本計画
高知市は、市営住宅再編事業に基づき、筆山町と東石立町の市営住宅を合併し、東石立町に建て替える。2014年度は、基本計画策定を上半期中に外注し、住宅の規模や配置、スケジュールなどを策定する。
規模などはこれから決めるが、鉄筋コンクリート造8〜10階建て程度の高層建築物を数棟建設する予定。現入居者の負担をなるべく減らすよう、数回に分けてスクラップアンドビルドを繰り返す方針。
今後は、早ければ15年度に基本設計と実施設計を外注し、16年度以降に工事着手する。
筆山町市営住宅については、現入居者の移転完了後に解体し、跡地に高知南消防署を移転させ、新たに中央消防署として建設する計画を進めている。
東石立町市営住宅は、築50年前後のコンクリートブロック造2階建て、鉄筋コンクリート造3階建て、同造4階建てを合わせ18棟(180戸)が建設されている。筆山町市営住宅は6棟(66戸)が建設されており、築50年以上が経過し老朽化が進んでいる。
東石立町市営住宅の所在地は東石立町81、筆山町市営住宅の所在地は筆山町3〜5。