山梨県の大雪で、静岡県と県内建設業者が閉鎖された道路の除雪作業に活躍した。静岡県交通基盤部は、山梨県からの除雪依頼を受けて、2月20日から富士宮市内の2社を派遣し、重機を使って道路に積もった雪を取り除き、啓開に当たった。1都9県で結んでいる「災害時等の相互応援に関する協定」に基づいて行った。
県は、山梨県からの依頼を受けて、静岡県建設業協会に対応可能な会員のピックアップを要請。県は会員の中から富士建設業協会で、富士宮市内の佐野藤建設と加瀬澤組を派遣した。
除雪作業は、バックホウ、タイヤショベルを使用し、国道300号を約1・3`、国道358号を約2`、県道精進湖畔線を約3`にわたって行い、26日に完了した。
(2014/3/7)
建通新聞社 静岡支社