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建通新聞社四国
2014/03/07

【徳島】14年度の高校耐震は設計4校、工事8校

 2015年度末までに県立学校の耐震化率100%の達成を目指す徳島県は、14年度の高校施設耐震化事業で、辻高校など4校の設計と小松島西高校など8校の改修工事を進める計画だ。13年度からの継続事業も含まれるが、当初予算案にはこれら整備事業費約26億0361万円などを計上している。
 設計対象4校の内訳は、辻、三好、新野、阿南工業。このうち辻と三好については13年度からの継続事業がメーンで、それぞれ辻で校舎棟と管理校舎棟、三好で本館南棟と本館北棟の設計を進める。阿南工業は南側管理棟と教室棟に新規着手する。一方、新野については体育館以外の施設について設計が未着手だが、前提にしていた統合再編計画の見通しが不透明なことから、方向性が固まるまで事業を保留とすることにしている。
 一方、工事対象の8校の内訳は小松島西、板野、辻、三好、阿南工業、新野、徳島中央、鳴門渦潮。このうち徳島中央、鳴門渦潮は13年度からの継続で整備を進める。このほか小松島西では北校舎と南校舎北側に、板野では特別教室棟と管理棟にそれぞれ新規着手する。また、辻と三好、阿南工業では13年度に設計を外注した施設を対象に着手。辻は本館南棟と本館北棟、三好は校舎棟と管理校舎棟、阿南工業は電気棟と機械棟、情報土木棟と第1・第2機械電子棟が対象。このほか新野では設計が完了している体育館の整備が見込まれている。