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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/03/05

【群馬】群馬県警備業協会が安全衛生大会開く

 群馬県警備業協会(川崎弘会長)は4日、本年度の労働安全衛生大会を同協会教育センター内で開催した。当日は会員ら約70人が参加し、労働災害撲滅へ向けて気持ちを新たにした。
 開会ののち、川崎会長は「労働安全衛生大会は年に1回全国各地で開かれており、当協会でも深刻な事態を想定しながら安全活動に取り組んでいる。そんな中、業種全般を見渡しても警備業の労災保険率は1000分の6・5と低く、保険率が高い業種に比べれば企業経営の保険料負担も軽減されている。今後も労働災害撲滅を目指すため、飽くなきテーマとして安全対策に取り組み、業務場所、職場環境において社員の安心と安全の維持管理を図り、できるだけリスクを減らして労働安全衛生への理解、啓発、啓蒙をお願いしたい」と呼びかけた。
 その後、労働安全衛生大会『標語等コンクール』の優秀作品に選ばれた労働災害安全衛生標語優秀者、労働災害安全衛生論文優秀者、労働災害安全衛生ポスター優秀者の受賞者へそれぞれ川崎会長から表彰状が手渡された。
 表彰ののち、大会宣言を総務委員会の深澤利弘委員長が「一致団結し、労働災害のない安全で安心して働ける職場環境の実現に向け、守るべき労働安全衛生の基本方針を1人ひとりまで徹底し、傷ましい労働災害を起こさせないよう行動していく」と宣言文を声高らかに朗読し、無事故無災害を誓った。
 休憩を挟んで開かれた講演には、講師として群馬県警察本部生活安全企画課警備業担当の堀越浩補佐が登壇し『適正な警備業務〜立ち入り検査を踏まえて』をテーマに講話を行った。参加者らは適正な警備業務について一層の理解を深めた。