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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/03/04

【群馬】吉岡町が当初予算案を公表

 吉岡町(石関昭町長)は4日、3月定例議会に上程した当初予算案を公表した。普通建設事業費は5億885万6000円で前年度比14・3%増となった。主な建設事業では、八幡山グラウンド拡張基本設計1100万円や学童クラブ施設改修等事業1350万円を計上したほか、町道上野田下野田線道路改良工事1295万円、橋梁長寿命化事業1200万円を盛り込んだ。

 八幡山グラウンド拡張事業は、南下地区にあるA1・2haの多目的グラウンドに1・7haを追加し、A2・9haに拡張するもの。本年度中に用地買収を完了させ、新年度は地元の要望を聞きながら、グラウンド機能の決定と基本設計に移る。
 学童クラブ等改修事業では、利用希望者の増加に対応するため、明治小学校南側にあり寄付された住宅を新規の児童クラブとして改修する。調査測量委託に160万円、改修工事に1000万円を計上した。
 環境への配慮や自治会の負担軽減を目的として、自治会管理の防犯灯を10年間のリース方式で一斉にLED化することを計画。調査委託125万円、防犯灯リース175万円を計上した。また、15年度以降のリース料として2825万円の債務負担行為を設定した。
 約4ha規模の防災機能を備えた公園を新設する南下城山防災公園事業には、1億1022万6000円を盛り込んでいるものの、補償費や用地買収費がメーンとなっている。町道上野田下野田線改良事業、町道沼6号線改良事業では本年度に設計を実施しており、新年度はいずれも工事を行う。橋梁長寿命化では新年度から工事に着手。詳細設計業務委託800万円、同補修工事400万円を計上している。
 このほか、地籍調査事業で調査業務委託635万1000円、渇水対策管道路施設移設工事では設計業務委託213万9000円、工事費378万円などを盛り込んだ。
 一般会計予算総額は63億2000万円で前年度58億8500万円から7・4%増となった。